ichigatsu
いまのぼくは、自分が何をしているのか、わかっていないだけなんだと思う。自分が何をしているかわからなければ、何をしても平気でいる。つまり、何を描いても平気だと思っている。
でもみせる相手が具体的にわかってしまったとき、あるいは、ある一人だけにみせることになった時に、さぁ大変。とても見せられたものではない。
ここではじめて、ぼくは自分が何をしているのかということと、初めて向き合うことになる。
誰が読むでもないものを描くときでも、ちゃんとここがはっきりしていないと、平気でおざなりに描いてしまう。
ぼく最近、ようやく、いろんなひとに不快な思いをさせていたのではと、無意識にしていたことを、具体的にではないけれど、意識して思えるようになった。気づいてもすぐに変われるものではないけれど、どうにか変えて行きたいな。