11月28日
この映画の前にも転校生を観た。大林さんの映画には、ずっと音楽が映画の中の空気のように流れている。僕は、この人の映画のもつ空気に、寂しいくらいの懐かしさを、映画の作られた時代がいつだとか、そういうこと無しに感じる。
大林宣彦さんのことは、以前見に行った飴屋法水さんの演劇、を待ちながらの記事をウェブで読んでいた時に知った。
飴屋さんの話す言葉は、何も特別な言葉は使っていないないのに、なぜかはっとするし、飴屋さんの表現するイメージは印象的だ。
今日読んだいりぐちでぐちに関する記事も、読んでとても感銘を受けた。
実際に見れなかったことが残念だった。
僕も、使い古され、何も特別でない言葉を紡いで、イメージでもって本当の何かを描きたい。
今自分は宗教について興味があるように感じる。人間が持っている、一番根っこの方にあることだと思うからだ。
何から始めたら良いのだろうか。
生きることや死ぬこと、信じること、はるかに大きくて想像もできないことを想像する、ということはどういうことなのだろう。
人は視野が狭くなっているときに喧嘩したりするのだろうか。
広い視野でみる、考えるとはどういうことだろう。
人のことを理解するというのはどういうことだろう。
とにかく、図書館にいくことしか思いがつかない。明日行って見ることにしよう。
昨日の夕飯は冷凍のちゃんぽんと、前日食べなかったカニクリームコロッケ、大根と鯖の煮物だった。