窓際に日誌

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12月10日

この世界の片隅にの映画を観た。

 

生きとろうが死んどろうが

もう会えん人が居って ものがあって

うちしか持っとらん それの記憶がある

うちはその記憶の器として

この世界にあり続けるしかないんですよね

 

 

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うんうんほんまよ・・・

 

だいいち泣いてばっかりじゃ勿体ないわい

 

塩分がね

 

 

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ぼくは言う

 

大げさなことは言いたくない

ぼくはただ水はすき透っていて冷たいと言う

のどがかわいた時に水を飲むことは

人間のいちばんの幸せのひとつだ

 

確信を持って言えることは多くはない

ぼくはただ空気はおいしくていい匂いだと言う

生きていて息をするだけで

人間はほほえみたくなるものだ

 

あたりまえなことは何度でも言っていい

ぼくはただ鯨は大きくて素晴らしいと言う

鯨の歌うのを聞いたことがあるかい

なぜか人間であることが恥ずかしくなる

 

そして人間についてはどう言えばいいのか

朝の道を子供達が駆けてゆく

ぼくはただ黙っている

ほとんどひとつの傷のように

その姿を心に刻みつけるために

 

これは谷川俊太郎だけど。

 

この世界の片隅に、原作はセンチメンタルなシーンの後におとぼけなオチが入るから軽やかなテンポがあって良くて、ちゃんと 毎日 な気がする

 

 

昨日の夕飯は納豆ご飯、麻婆豆腐、コーヒー牛乳だった。